はちみつの正しい保存方法とは？天然の純粋はちみつを選ぼう
「はちみつは腐らない」と聞いたことはありませんか。そのため、賞味期限を気にせずに食べている方も多いはず。しかし、そのはちみつは正しく保存されていますか。そもそも、あなたが食べているはちみつは、本当に腐らないものでしょうか。そこでこの記事では、はちみつは本当に腐らないのか、はちみつの正しい保存方法などはちみつを長期保存する上で気になる疑問について解説します。はちみつの保存方法に疑問を持っている方にとっては、参考になる記事となっておりますので、ぜひご一読下さい。
はちみつは腐らない？
はちみつが腐らない、というのは本当です。しかし腐ってしまうはちみつもあります。それは、加糖されたはちみつ加工品です。加工されたはちみつは、はちみつ本来の成分のみを使用している訳ではないため、長期保存には向いておらず、いずれは腐ってしまうのです。しかし、天然の純粋はちみつの場合は、長期保存しておいても、腐ることはありません。
天然のはちみつが腐らない理由
なぜ、天然の純粋はちみつは腐らないのでしょうか。その理由を下記にまとめました。・殺菌作用がある
・糖度が高いためにバクテリアが繁殖できない
天然の純粋はちみつは、殺菌作用が強く、カビや菌が繁殖することができません。そもそも、水分量も少ないので、繁殖する隙がないのです。また、純粋はちみつは糖度がかなり高いために、バクテリアが繁殖することもできません。そのため、天然の純粋はちみつは腐ることがないのです。
はちみつの正しい保存方法は？
それでは、はちみつの正しい保存方法について紹介します。おそらく、「はちみつの正しい保存方法」は冷蔵庫で保管することだと認識している方が多いのではないでしょうか。しかし、天然の純粋はちみつの場合、その保存方法は逆に悪影響を及ぼしてしまうのです。天然の純粋はちみつを冷蔵庫に入れると、はちみつが結晶化を起こします。結晶化とは、はちみつ内に結晶ができ、白く固まってしまうことで、そうなった場合は、すぐに食べることができず、結晶化を元に戻さなければ、美味しく食べることができません。したがって、冷蔵庫での保管は避けてください。
結晶化をさけ、長期間保管する場合は、常温での保管がおすすめです。純粋はちみつは強い殺菌作用がありますので、常温で保管しておいても、腐ることはありません。そのため、はちみつの正しい保存方法は、常温での保管ということになります。
はちみつが結晶化した場合の対処法
はちみつを結晶化させてしまった場合は、45度前後のお湯ではちみつを容器ごと温めてください。すると、結晶化された部分が溶けていき、本来のはちみつに戻ります。もし、45度以上ではちみつを温めてしまうと、はちみつが本来持っている成分そのものを分解してしまいますので、適切な温度で温めるように注意して下さい。はちみつを保存する上で気をつけること
天然の純粋はちみつは腐らないと前述しましたが、保存方法により腐る可能性もあります。それは、はちみつをすくうときのスプーンの使用方法によります。本来、はちみつの鮮度を保つためには、十分に消毒したスプーンを使用しなければなりません。しかし、うっかり一度なめたスプーンではちみつをすくってしまうと、はちみつの品質を下げてしまうことになります。したがって、スプーンなどではちみつをすくう場合は、清潔なものを利用するように心掛けてください。加糖はちみつを保存する場合は？
天然の純粋はちみつではなく、成分が調整された加糖はちみつを保管する場合は、常温で保管しても、冷蔵庫で保管しても長期保存は望ましくありません。なるべく早く使い切ることがベストですが、それができない場合は、冷凍庫を利用するようにしましょう。加糖はちみつは、そもそもはちみつ本来の成分が失われていますので、冷凍することで結晶化したとしても、お湯にかければ食べることができます。そのため、加糖はちみつを長期保管する場合は、冷凍庫を利用すると良いでしょう。
まとめ
はちみつの保存方法についてご理解いただけましたでしょうか。天然の純粋はちみつは、常温で保管しておけば腐ることはありません。しかし、はちみつを食べる場合には、清潔なスプーンを利用するように注意してください。加糖はちみつの場合は、長期の保管を行うことができませんので、純粋はちみつを選ぶようにしましょう。「荒巻養蜂場」では、純粋はちみつの生産・販売を行なっており、はちみつカフェや雑貨などの販売もしております。当店では、さくらやみかんの花から採れたはちみつなど、豊富な種類のはちみつを扱っていますので、お客様が満足のいくはちみつを見つけることができます。高品質なはちみつをお買い求めの方は、お気軽に「荒巻養蜂場」までお問い合わせ下さい。
